ウイルスバスター2011とRamdisk

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 ウイルスバスターが2011<クラウド>にアップデートされました。

 2010の時はログファイルと一時作業ファイルをRamdiskに移動させて快適になりました。
 2011では2010よりも無意味なHDD連続アクセス(ダラダラとログを更新し続ける動作)が減ったようで、だいぶマシな動きになってきましたが、例えば「コンピュータ全体の総合検索」をすれば、tempフォルダ内に作業ファイルを作っては消し作っては消しの連続となり、HDDがガタガタ言い続けます。

 HDDならまだいいですがSSDの場合は寿命短縮の加速装置が働いているような感じで壊れないかと不安になります。なので、とりあえずtempフォルダはRamdiskかHDDに移した方が安心かと思います。

 2010と2011ではフォルダ構造が少し変更になっています。コンピュータ全体の総合検索をかけている時にこのtempフォルダの中を見ていると、Ramdiskのありがたさが目に見えて実感できます。

2010 [ C:\Program Files\Trend Micro\Virus Buster\temp ]
2011 [ C:\Program Files\Trend Micro\AMSP\temp ]


 なお、tempフォルダほど派手な書き換えはないようですが、以下のフォルダもSSDからHDDに移しておけば安心です。アップデートをチェックした時に書き換えが発生しているようです。

[ C:\Program Files\Trend Micro\AMSP\backup ]
[ C:\Program Files\Trend Micro\AMSP\debug ]
[ C:\Program Files\Trend Micro\AMSP\module ]
[ C:\Program Files\Trend Micro\AMSP\update ]

 次の2012ではSSDへの最適化をお願いしたい。上手くメモリを使えば、遅い・うるさいといった不満はかなりの部分が解消すると思います。
 メモリ使用量の負荷、CPUの負荷の軽減に拘っているようですが、HDDやSSDへのアクセス(特に書き込み!)をどうにかした方がずっと軽快になると思いますよ。

 あと、トレンドマイクロはブロガーに提灯記事を書かせるのを止めて欲しい。トラブル解決方法や生の利用者の声を探そうとしてもアフィリや絶賛記事ばかりが引っかかって困ります。

参考:ウイルスバスター2010とRamdisk


このブログ記事について

このページは、が2010年9月 8日 18:49に書いたブログ記事です。

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