2009年4月アーカイブ
Atom N270と945GSE+ICH7Mを搭載したMini-ITXマザーボード「NF94-270-LF」でテレビ接続用のパソコンを組みました。ネットトップ用ではなくネットブック用の省電力マザーボードです。そのためメモリはノートパソコン向けの200pinのものを使います。
このボードを選んだ理由は、省電力というのもあったのですが、それよりもDVIとSP/DIFがついてあるからでした。DVI-DとHDMIの変換ケーブルでテレビに接続し、テレビをモニターとして使用しています。
驚いたのは、ワイヤレスのキーボードとDVIケーブルとLANケーブルと電源ケーブルの4本だけを接続してxpをセットアップしていたときのことです。テレビのスピーカーからxpの起動音が聞こえてきたのです!
確かDVIとHDMIって映像信号は互換性があるけど、DVIに音声信号なんて乗ってたっけ?と不思議に思っていろいろ試してみましたが、ちゃんと音楽もテレビのスピーカーから出てきました。
どうもこのボードのDVI-Dには音声信号もミックスされているようで、コネクタの形状こそDVI-Dですが、実質的(信号的)にはHDMI端子のようです。SP/DIFの有無にこだわったことが肩透かしに終わりましたが、ケーブルが減って配線はスッキリしました。
場合によってはDVI端子から音声信号が出てくることもある、という発見でした。
※注意
ドライバーやOSとの組み合わせなどもあると思いますし、仕様書にはどこにも書かれていないのでリビジョン等の違いで必ず再現するとも限らないのでHDMIであることを期待して買うのはリスキーだと思います。
またDVI-HDMI変換ケーブルの作りでも音声信号が乗らない可能性もあります。
基本的には仕様から外れた動作のはずです。
毎朝ラジオ日経の「聴く日経」をPSPで聞いていたんですが、なんと平成20年3月末日をもって有料化されました、とのこと。通勤電車でちょうど良かったのですが、新聞も取ってるので有料なら要らないなぁ、という感想です。
「聴く日経」はアナウンサーが朝刊を読んでくれる番組なんですが、内容は新聞と同じです。新聞をめくっている(ような)音が聞こえてたので、新聞がそのまま原稿として使われていたようです。
ちなみに、PSPはタイマーで自動ダウンロード&更新してくれるので、朝なにもせずに持って出ても最新の朝刊が聞けるという優れものでした。無線LANでネットワークに繋がっているので、配線する手間もかからなければ同期ボタンを押す必要さえありません。勝手に電源が入って、ネットワーク経由で更新データをダウンロードしてくれているのは非常に便利でした。鞄に入れっぱなしでもOKです。
PSPは無線ネットワークとか動画変換とかうまく使いこなせれば本当に面白いシステムなんですけどねぇ。いかんせん楽しめるハードルが高すぎると思います。セキュリティと簡単さがうまく両立できればいいんですけどね。