2008年9月アーカイブ

トヨタの削減された広告費の受け皿を考えなきゃ

 ヨタ自動車が2009年3月期のマスメディア向け広告宣伝費を前期比3割ほど削減するという衝撃の発表ですが、今期だけの暫定対応で済むのでしょうか?それとも恒久的な方針転換となるのでしょうか?おそらく今期は効果測定や検証がいつもに増して強化されているはずです。

 もし既存マスメディアは効果なしとの結論が出れば、ネット広告への移行が急速に進むのでしょうか。しかし、トヨタの広告費は900億〜1000億程度です。ネット広告にはそれだけのお金を受け入れられるキャパシティがあるのか?という疑問が湧きます。
 テレビ・新聞・雑誌・ラジオの広告費はおよそ3.5兆円規模。一方のネット広告は6000億円程度。マス広告の20%ほどがネットに移行すればネット広告は倍増です。国民総PVやグロスアクセス時間は右肩上がりに増加するにしても限度はあるので、そうそう露出量は増やせないのではないでしょうか。また、AdWordsやovertureがインフレを起こすと他の広告主が去っていくでしょう。
 テレビの広告費をネット広告が受け止められるようなブレイクスルーが必要です。というか、そうしなければ広告費というパイ(広告業界)自体が小さくなっていく可能性すらあります。

 まぁ実際問題、急にテレビや新聞が無くなることもないし、屋外広告や交通広告、セールスプロモーションなどもあるのでパイが極端に小さくなることは無いと思います。ただ、広告業界はクライアントさんに次のお金の使い道を提案していくことが必要でしょうね。
 さて、何にお金を使ってもらいましょうか?

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 先日、レンタカーで4代目・L175型(2006年〜)のダイハツ・ムーブに乗りましたが、あまりに走らないのでビックリしました。
 乗ってみた感想ですが、40km/h〜60km/hの加速で詰まったような感じになり、何度もサイドブレーキを解除し忘れていないか確認する羽目になりました。。。
 70km/h以上のレンジでもさっぱり伸びず走らないのですが、まぁ軽自動車なのでそこは仕方がないと思います。しかし40km/hで引っかかるのは頂けない。都心など渋滞の多い地域にはフィットしていると思いますが、地方の道路では40km/h〜60km/hのスピードを使うことが多く、非常にストレスのかかるチューニングです。いっそのこと50km/h以上は無視して、50km/h以下のところで気持ちよく走れるように割り切ったセッティングをした方が良いのではないでしょうか。(少なくとも慣れないうちは)ストレスが溜まって疲れる車です。
 あ、あとサスペンションはフニャフニャです。低速でもコーナーでは派手にロールします。柔らかすぎて踏ん張らないので大人が3人も乗っていると、流れに乗ってゆっくり走っていても転がりそうな間隔がありました。
 家から生活道路を通ってスーパーにお買い物に行く専用車って感じですね。国道や主要道を通るのには向いていません。ちなみに中は広くて電子装備も満載でよくできた車だと思います。後部座席のフットスペースも広々でした。

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