霞ヶ関の埋蔵金

|
ほぅ、霞ヶ関に埋蔵金があるんですか。しかも40〜50兆円くらい・・・

 要するに特別会計で“使い切れなかった”余剰金が積み立てられている残高のことですね。大体、一般会計が80〜100兆円なのに対して特別会計が160〜180兆円もあることが問題なんですよね。全体の7割近くも占める特別会計にはまだまだ絞れると。
 どうやら話の出所は例の“上げ潮路線”中川秀直さんのようです。財務省寄りの谷垣さん・町村さんは大慌てで火消ししてますね。そんなアヤフヤな話よりも確実な増税を、ということで。。。

 常識的に考えて、増税するなら徹底的に無駄を省くのが先だと思うんですけどね。さっさと探しに行ったらどうでしょうか。

 ちなみに今の増税に関する議論で「早めに増税して日本の借金返さないといけない」なんて言ってる一般生活者がいるのは不思議ですね。なんてお人好しな国民なんでしょうか。恐らくは政府広報紙となっている新聞論調の影響だろうと思いますが、政治家や学者が言うならともかく、普通の納税者が増税して欲しいと言うなんて変です。(もちろん「やむをえない」という意見はわかりますよ)
 とにかく無駄を徹底的に省いた上で増税しなければ、今のまま増税したってすぐに足りなくなるのは目に見えているでしょう。使い方を改めないで小遣いをくれというスネカジリみたいなもんです。

 埋蔵金探しは無駄づかい探し。あるか無いかを議論するよりも、探す行為そのものに価値があるのではないでしょうか。

このブログ記事について

このページは、が2007年12月 5日 12:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「特定財源維持ありきの国交省案を(あえて)控えめだと考えてみる」です。

次のブログ記事は「本当に電池交換不要なの?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 6.0